『ブリッジ・オブ・スパイ』
1月30日錦糸町TOHOシネマズにて。

2015年/米
配給 20世紀フォックス映画
時間 142分

監督 スティーヴン・スピルバーグ
出演 　　トム・ハンクス　マーク・ライランス　スコット・シェパード
エイミー・ライアン セバスチャン・コッホ アラン・アルダ
オースティン・ストウェル ミハイル・ゴアヴォイ ウィル・ロジャース

<ストーリー>
スティーヴン・スピルバーグが監督、ジョエル＆イーサン・コーエン兄弟が脚本を務め、トム・ハンクス主演で贈る実話を基にしたサスペンス・ドラマ。米ソ冷戦下の1950年から1960年代を舞台に、実直にキャリアを積んできた弁護士の男が、ソ連のスパイの弁護を引き受けたことをきっかけに、世界平和を左右する重大な任務を託される様を描く。（ぴあ映画生活より抜粋)

<レビュー>
アメリカでもっとも人気のある俳優はトム・ハンクスなのだそうだ。

あたしが最初に観たトム・ハンクス映画は人魚が人間になっちゃった映画『スプラッシュ』
この映画、『アメリカングラフィティ』であんなにかっこ良かったのに面影もなくなっちゃったロン・ハワードが監督で、トム・ハンクスの若き日のキュートなコメディ演技が楽しく、映画も彼も一気にお気に入りになった。

そんなわけで彼の映画はなるべく観に行っているのだが、今回の映画は題材も興味があったし、お得意のスピルバーグとのタッグで、この二人なら間違いなく面白いだろうなと。
思ったとおり、人物像や時代背景が丁寧に描かれていて、142分、まったく飽きることがなかった。
不気味なまでに連なるベルリンの壁。
静かに淡々と流れる中、『不屈の男』が正義と信念のもとに動く姿は感動させられた。
ロシアの老スパイ役のマーク・ライランスのなんという名演。
飄々とした中に深く重いものを感じた。
この方５５歳らしいのだが、映画の中ではどう見ても老人だったなぁ・・・。



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